【長期投資】損切りの考え方

投資家になる

こんにちは、ひょう丸です。

今回は長期投資での損切りについて、ひょう丸流の考え方とその理由を説明します。
結論から言うと、一時的な含み損では損切りすることはありません。
売却するのは、買ったときのストーリーが崩れたり、年末のリバランス時に損出しするときです。
詳細は一つずつ説明していきます。

一時的な含み損では損切りしない

株価は日々、様々な要因で変動しています。
例えば、日経平均が下がったとか、同業他社の業績が悪かったとか、
投資している企業に変化がなくても株価が下がって含み損のケースがあります。
もともと長期で保有する前提のため、短期の上げ下げでの損切りはしません

買ったときのストーリーが崩れた場合

株を買うときには、何らかの根拠やきっかけがあって買うと思います。
そのときの根拠が崩れ、それに納得できない場合は、損切りを行います。
例えば、食品事業を拡大して利益を伸ばすことを想定していたが、
実態は不動産事業を拡大して損失が発生している、などです。
もし想定と違っても、その内容で納得できるなら、そのまま保持します。

年末のリバランス時に損出しとして売却

ポートフォリオに複数の銘柄があると、含み益と含み損が混じってくると思います。
そこで、年末時点で含み損となっている銘柄を売却して損出しを行います。
もし継続して保有したい銘柄であれば、売却した後に再度買い戻します。

損出しとは?

株式の売却益、配当には20.315%の税金がかかります。
そのため、年間トータルで利益が出ている場合、その利益と損失を相殺することで、
利益を圧縮して税金を減らすことができます
。これが損出しです。

例えば、年間の売却益と配当の合計が50万円あった状態で、
含み損が-10万円の株を売却すると、利益の合計は40万円になります。
そうすると、差額10万円分の源泉徴収額の約2万円が返ってきます。

一見得しているように見えますが、支払う税金を減らしているだけで、
損失を確定して利益自体を減らしており、得も損もしていません。

損出しはしたいが、その株を手放したくない場合

損出しの対象銘柄がお気に入りの企業や株主優待銘柄であり、
売却をしたくない場合はどうすればよいのでしょうか。
答えは簡単です。

売却しない

どうしても売りたくなければ、含み損であっても持ち続ければよいだけです。

売却して再度買い戻す

売却するとその時点での損失が確定され、利益と通算されます。
その後で再度同じ株を購入すれば、現在の株価が評価額となった株が戻り、
ポートフォリオの観点ではほとんど差異はありません。
これはどういう意味があるかというと、損失分を先に確定したことになります。

企業Aの株を10万円で購入し、株価が下がって評価額9万円になったとします。

ケース1
 ・売却せずに持ち続け、1年後に評価額11万円のときに売却
  ⇒当年は0万円。翌年は+1万円で約2千円の税金。

ケース2
 ・9万円で売却して同値で買い戻し、1年後に評価額11万円のときに売却
  ⇒当年は-1万円。翌年は+2万円で、約4千円の税金。
   当年で損益通算できていれば、約2千円の税金減。
   その場合、当年、翌年でトータルで約2千円の税金

つまり、途中経過が変わるだけで、最終的な結果に違いはありません。

余談:リバランス戦略の効能

年末に含み損の銘柄の損出しを行うと、1年単位で損をしている銘柄が少なくなってきます。
つまり、ポートフォリオには利益が出ている強い銘柄だけが残っていきます。
自分だけのベストナインが常に更新されている状態になり、盤石なポートフォリオとなります。

まとめ

長期投資での損切りについて、ひょう丸流の考え方とその理由を説明しました。
一時的な含み損では損切りしません。売却するのは、
買ったときのストーリーが崩れたり、年末のリバランス時に損出しするときです。
適切に損切りをすることで、過去を引きずらずに次の取引に向かうことができます。

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