外貨建てMMFの始め方

技を磨く

こんにちは、ひょう丸です。

今回は外貨建てMMFの始め方を説明します。
外貨建てMMFは、最も低リスクで外貨を増やせる商品です。
そのため、資産を円100%で持つことに抵抗があり、外貨で運用したい方に最適な商品です。
詳細は一つずつ説明します。

外貨建てMMFとは?

外貨建てMMFとは、外貨で運用されている高格付けの短期債券の投資信託です。
要するに、外貨建て債券を投資信託化した商品です。

外貨建て債券では、新発債と既発債の違いがありましたが、
外貨建てMMFにはそのような違いはありません。

外貨建てMMFの種類

外貨建てMMFは、通貨毎、発行会社毎の商品があります。
通貨単位では、発行国の金利に連動した利回りになりますが、
発行会社毎で利回りは多少の誤差があります。

具体例
 ・米ドル建てMMF
 ・南アフリカランド建てMMF
 ・トルコリラ建てMMF

売買方法

外貨MMFは証券口座を持っていれば売買できます。
証券会社によって、扱っている外貨MMFが異なるので、
欲しい外貨MMFを扱っている証券会社の口座を保有していることが前提です。

手数料

外貨MMFの購入・売却にかかる手数料は無料です。
※但し、為替取引で外貨を購入する際に、通貨毎の為替スプレッド(手数料)はかかります。

外貨建てMMFで確認すべき項目

証券会社の外貨建てMMFの商品案内ページで確認すべき主な内容は以下です。

 利回り:直近の利回りを年率換算した数値。利回りは日々変動しており、確定ではない
 保管報酬、管理報酬:保持しているときにかかる費用。投資信託での信託報酬に相当。
 買付単位:外貨建てMMFを購入できる単位。
 換金単位:外貨建てMMFを売却できる単位。
 ファンドの特色:どういう債券で運用して利回りを確保するつもりか、の簡単な説明。
 決算日:いつ決算があり、いつ再投資されるかの説明。

外貨MMFの税金と確定申告

ここでは特定口座の源泉徴収ありに絞って説明します。
ほとんどのケースでは、源泉徴収されているため、確定申告は不要です。

 分配金:利子所得として20.315%の源泉分離課税。
 売却益・償還差益:譲渡所得として20.315%の申告分離課税。
  売却益:途中で売却したときに利益が出た場合。為替差益を含む。
  償還益:外貨MMFが償還された時に利益が出た場合。
      多くの外貨MMFが「償還日:無期限」となっています。

外貨MMFの売却の仕方で、為替差益の扱いが変わります。
 ・売却金を円貨で受け取り
  ⇒為替差益含めて譲渡所得
 ・売却金を外貨で受け取り、その後で為替取引で円貨に交換
  ⇒為替差益は雑所得

雑所得だと総合課税になるため、給料所得等と合算されて課税所得が増えます。
つまり、所得によっては譲渡所得以上の税率となってしまう可能性があります。
外貨での運用予定がない場合、外貨MMFの売却時に合わせて円転するのがよいです。

投資の税金については、以下で説明しています。

外貨MMFのメリット

安全性が高い

高格付けの短期の国債や社債で運用されており、安全性が比較的高いです。

少額からの買付・換金が可能

外貨建てMMFでは、1通貨単位、10通貨単位などの少額から買付・換金が可能です。

1か月毎で複利運用できる

日々の運用成果は、毎月末に自動的に再投資されるため、1か月複利で運用ができます。

積み立て運用と相性がよい

外貨MMFは募集期間等は設定されておらず、翌営業日には買付・換金が完了します。
そのため、定期的な外貨の積み立て運用に向いています。

海外の高金利を享受できる

世界全体で見ると、日本はまだまだ低金利です。
そのため、外貨建てMMFでは対象通貨の高金利のリターンを得ることができます。

為替差益が得られる可能性がある

売却するタイミングで購入時より円安の場合、
外貨ベースでの運用増に加えて、為替差益を得ることができます。

外貨MMFのデメリット

円貨ベースで元本割れとなる可能性がある

外貨MMFは外貨建てのため、売却するタイミングで購入時より円高の場合、
為替差損が発生して、円貨ベースでは元本割れとなる可能性があります。

利回りが変動する

外貨の発行元の国の金利情勢や債券の組み入れ状況によって、
外貨建てMMFの年利回りは常に変動します。
具体的には、金利の上昇局面であれば、利回りは高くなりますが、
金利の下降局面の場合、利回りは低くなります。

外貨MMFのリスク

外貨MMFの主なリスクは以下です。

信用リスク:
 外貨MMFの発行体が破綻や破産した場合、分配金や元本が支払われなくなります。
 日本や米国など、より信頼できる外貨MMFを選択することで、リスクを低減できます。
為替リスク:
 分配金、売却代金、償還金等を受取る時点の為替レートにより、
 円貨ベースで投資元本を割り込む可能性があります。
 対策としては、購入時より円安のタイミングで売却する、
 外貨で受け取って継続して他の外貨建て商品に投資する、などがあります。
流動性リスク:
 流動性に乏しい外貨MMFは、市場での途中売却が困難な場合があります。
カントリーリスク:
 発行体または取引通貨の国や地域・政治・紛争などの影響を受けます。
 対策としては、紛争状態などにない比較的平和な国や地域の外貨MMFを選ぶなどがあります。

投資のリスクに関しては以下で説明しています。

外貨MMFの活用方法

外貨運用の最適解

外貨建てMMFは、最も低リスクで外貨を増やせる商品と考えています。
そのため、資産を円100%で持つことに抵抗があり、外貨で運用したい方に最適な商品です。

外貨建て商品の取引用の待機資金

外国株の配当や外貨建て債券の利金の一時的な運用先として使ったり、
購入資金の置き場所として使う、などの活用方法があります。

まとめ

今回は外貨建てMMFの始め方を説明しました。
外貨建てMMFは、最も低リスクで外貨を増やせる商品です。
そのため、資産を円100%で持つことに抵抗があり、外貨で運用したい方に最適な商品です。

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