【元採用担当者が解説】就職するまでにやっておくべきこと3選|学生のうちに準備すべき理由と具体的な行動プラン

投資家になる

こんにちは、ひょう丸です。

「就職まであと少し。この時間、何をしておけばいいんだろう」

そう感じている学生の方に向けて、ソフトウェアベンダーで4年間、採用面接官を務めた経験から、
就職するまでにやっておくべきことを3つ厳選してお伝えします。

さらに投資歴19年の私から、就職後の初任給の使い方・資産形成の第一歩まで
踏み込んでお伝えします。

就職するまでにやっておくべき3つのこと

  1. 長期の旅行
  2. アルバイト等の就業経験
  3. アウトプットするマインドへの進化

この3つがなぜ重要なのか、そして具体的にどう行動すればいいのかを、順番に解説していきます。

この記事でわかること

  • なぜ社会人になると長期旅行が難しくなるのか(具体的な理由)
  • アルバイトで経験しておくべき「人間関係の耐性」の鍛え方
  • 「学生気分」から抜け出すための具体的なトレーニング方法
  • 元採用担当者から見た「準備ができている学生」の特徴
  • 就職後の初任給を無駄にしないための最初の一歩
  1. なぜ「学生のうちにやっておくべきこと」があるのか
  2. やっておくべきこと①:長期の旅行
    1. 学生のうちに行くべき理由
    2. 具体的な行動プラン
  3. やっておくべきこと②:アルバイト等の就業経験
    1. 「就職したら嫌でも働くのになぜ今から?」への答え
    2. 職場で経験する「学生時代とは違う人間関係」
    3. アルバイトで鍛えられる「就職前の耐性」
      1. 理由①:理不尽な状況への対処力がつく
      2. 理由②:「言われたことをやる」以上の姿勢が身につく
      3. 理由③:多様な年齢層・立場の人と働く経験ができる
    4. 元採用担当者が見ていた「アルバイト経験の質」
    5. 具体的な行動プラン
  4. やっておくべきこと③:アウトプットするマインドへの進化
    1. 学生と社会人の最も大きな違い
    2. 「学生気分」の正体とは
    3. アウトプットマインドを学生のうちに鍛える方法
      1. 方法①:授業・ゼミでの発表を「評価される前提」で取り組む
      2. 方法②:アルバイト・サークル活動で「成果」を意識する
      3. 方法③:SNS・ブログ等で自分の考えを発信する練習をする
  5. 【投資家育成ブログとして】就職後の初任給を無駄にしないために
    1. 初任給・初期のボーナスで絶対にやるべきこと
  6. 元採用担当者が見た「準備ができている学生」の共通点
  7. まとめ|就職前の準備が、社会人としてのスタートダッシュを決める
  8. 合わせて読みたい

なぜ「学生のうちにやっておくべきこと」があるのか

社会人になると、時間・体力・自由度のすべてが学生時代とは大きく変わります。
「就職してから考えよう」と先送りにしてしまうと、取り返しがつかないことがいくつかあります。

この記事で紹介する3つは、
 「時間がなくなる前にやっておくべきこと」
 「経験しておかないと後で苦労すること」
 「意識を変えておかないと最初でつまずくこと」
という3つの異なる観点から厳選しています。

やっておくべきこと①:長期の旅行

なぜ社会人になると長期旅行が難しくなるのか

就職すると、起きている時間の大半を仕事に費やすことになります。
有給休暇はありますが、現実的には以下の理由で長期旅行のハードルが一気に上がります。

【社会人になると長期旅行が難しくなる4つの理由】

①休暇日数の制約
新卒1年目の有給休暇は10日程度(法律上の最低付与日数)
→ 長期休暇として使えるまとまった日数の確保が難しい

②繁忙期との重複
ゴールデンウィーク・年末年始等の連休は
→ 他の社会人も同じタイミングで休むため、旅費が高騰・混雑する

③職場への配慮
チームで働く以上、周囲との調整・引き継ぎが必要になる
→ 「気軽に2週間休みます」とは言いにくい空気がある

④体力・気力の変化
仕事による疲労の蓄積で「長期旅行の計画を立てる気力」自体が湧きにくくなる

学生のうちに行くべき理由

【学生時代の旅行が持つ独自の価値】
・平日の閑散期に旅行できる(旅費が安い・混雑がない)
・長期間(2週間〜1か月)の旅程を組める
・バックパッカー等、体力・時間が必要な旅行スタイルが選べる
・「働きながらでは難しい国・地域」に挑戦しやすい

→ 特に「体力が必要な旅行」(登山・秘境・長距離移動)は
  今しかできない可能性が高い

具体的な行動プラン

【今すぐできる旅行準備の3ステップ】

STEP1:「一生に一度は行きたい場所」をリストアップする
→ 3〜5か所を紙に書き出す

STEP2:それぞれの「必要日数・予算」を調べる
→ 最も体力・時間が必要な場所を最優先候補にする

STEP3:長期休暇(春休み・夏休み等)に合わせて計画を立てる
→ 航空券は3〜6か月前の予約が最も安い傾向がある

「お金がないから無理」と諦める必要はありません。 バックパッカースタイルなら1か月の旅行
 でも数万円〜10万円台で実現可能です。アルバイトで資金を貯めながら計画を進めましょう。

やっておくべきこと②:アルバイト等の就業経験

「就職したら嫌でも働くのになぜ今から?」への答え

「どうせ就職すれば働くことになるのに、なぜ今アルバイトが必要なのか」
と疑問に思う方も多いはずです。答えは明確です。

学生の間に接する大人の多くは、親・親戚・先生・店員など、自分に対して好意的に
接してくれる人がほとんどです。しかし仕事の現場は、そういう人ばかりとは限りません。

職場で経験する「学生時代とは違う人間関係」

【学生生活と職場の人間関係の違い】

学生時代の人間関係:
・親:無条件の愛情がベース
・先生:教育目的で基本的に好意的
・友人:気の合う人を自分で選べる
・店員:サービス業として丁寧に接してくれる

職場の人間関係:
・上司:評価者であり、時に厳しい指摘をする
・同僚:利害関係が生じる場合がある
・取引先:ビジネスとして是々非々の関係
・顧客:クレーム・理不尽な要求をされることもある

→ 「好意的に接してくれない人」との関わり方を
  学生のうちに経験しておくことが重要

アルバイトで鍛えられる「就職前の耐性」

理由①:理不尽な状況への対処力がつく

接客業でのクレーム対応、飲食店での厳しい先輩からの指導など、理不尽に感じる状況でも
冷静に対処する経験
を積めます。これは新卒でいきなり職場で経験すると、
大きなカルチャーショックになりがちです。

理由②:「言われたことをやる」以上の姿勢が身につく

アルバイトでも「言われたことだけやる人」と「自ら考えて動く人」で評価が大きく変わります。
この違いを学生時代に体感しておくことは、就職後の評価にも直結します。

理由③:多様な年齢層・立場の人と働く経験ができる

同年代の友人関係とは異なり、年上の上司・年下の後輩・様々な価値観を持つ同僚と働く経験は、
職場での人間関係構築の基礎になります。

元採用担当者が見ていた「アルバイト経験の質」

面接官として4年間見てきた経験から、アルバイト経験の「内容」も評価に影響していた
ことをお伝えします。

【面接で好印象だったアルバイト経験の伝え方】
❌「ただ言われたことをやっていました」
✅「クレーム対応で〇〇という工夫をして、リピーターが増えた」

❌「特に大変なことはなかったです」
✅「繁忙期に人手不足だったので、シフト調整の提案をした」

→ 単なる「経験の有無」ではなく
  「その経験から何を学び、どう行動したか」が重要

具体的な行動プラン

【アルバイト経験を「学び」に変える3つの視点】

視点①:様々な業種を経験する
接客業・事務・肉体労働等、異なる職種を経験することで
「自分に向いている働き方」を早めに把握できる

視点②:意図的に「難しい人間関係」がある職場を選んでみる
厳しい指導で有名な飲食店・接客業等を1つは経験しておく
→ 就職後のカルチャーショックを最小化できる

視点③:面接で語れるエピソードを意識的に作る
「工夫したこと」「改善提案したこと」を記録しておく
→ 就活の面接で具体的なエピソードとして活用できる

やっておくべきこと③:アウトプットするマインドへの進化

学生と社会人の最も大きな違い

これが3つの中で最も重要な意識改革です。

学生は、お金を払ってインプットする。社会人は、アウトプットをしてお金をもらう。

さらに重要な違いがあります。

【インプット・アウトプットの必須度の違い】

学生:
インプット(授業を受ける)→ 必須ではない(サボっても卒業できる場合がある)
アウトプット(レポート・試験)→ 必須ではない場合もある(単位を落とすだけ)

社会人:
インプット(勉強・研修)→ 推奨だが強制ではない
アウトプット(成果を出す)→ 完全に必須。これがなければ評価されない、最悪の場合は職を失う

→ 社会人にとって「アウトプットして初めて評価され、対価が支払われる」
  という構造は絶対に変わらない

「学生気分」の正体とは

社会に出て最初につまずく多くの新卒社員に共通するのが、
この「学生気分」が抜けていないことです。

【学生気分が抜けていない人の典型的な発言・行動】
・「教えてもらってないのでできません」
→ 社会人は「教わっていなくても自分で調べて成果を出す」ことが求められる

・「頑張ったけど結果は出ませんでした」
→ 社会人は「頑張った過程」より「出した結果」で評価される

・「言われたことはやりました」
→ 社会人は「言われたこと+α」の主体的な行動が求められる

アウトプットマインドを学生のうちに鍛える方法

方法①:授業・ゼミでの発表を「評価される前提」で取り組む

学生のうちから「提出すればOK」ではなく、「相手にどう評価されるか」
を意識してアウトプットする練習をします。

方法②:アルバイト・サークル活動で「成果」を意識する

「時間を過ごした」ではなく、「何を達成したか」を振り返る習慣をつけます。

【意識づけの具体例】
❌「今日もアルバイトお疲れ様でした」で終わる
✅「今日は新人に効率的な作業手順を教えて、ミスを減らせた」

→ 日々の行動を「成果ベース」で振り返る癖をつける

方法③:SNS・ブログ等で自分の考えを発信する練習をする

インプットしたことを自分の言葉でアウトプットする練習として、
SNSでの発信・簡単なブログ執筆等は効果的な訓練になります。

【アウトプット練習の具体的な方法】
・読んだ本の感想を3行でまとめてSNSに投稿する
・授業で学んだことを友人に説明してみる
・アルバイトでの気づきを日記に残す

→ 「インプットしたら必ずアウトプットする」を習慣化する

アウトプットマインドへの転換は、就職後の評価に直結する最も重要な意識改革です。
 「教わってから動く」ではなく「まず動いて、結果で評価される」という感覚を、
 学生のうちから少しずつ体に染み込ませておきましょう。

【投資家育成ブログとして】就職後の初任給を無駄にしないために

ここでは、投資歴19年の私から、就職後すぐに実践してほしいお金の使い方を1つだけお伝えします。

初任給・初期のボーナスで絶対にやるべきこと

【就職後、最初の給与で実践すべきこと】

STEP1:家計の状況把握(収入・支出・余裕資金の計算)
STEP2:生活防衛資金の確保(最低限の貯金)
STEP3:新NISA口座の開設(証券口座と同時に)
STEP4:少額(月100円〜)からの投資信託積み立てスタート

→ 「就職して収入を得た瞬間」から資産形成をスタートすることで
  20代のうちから複利の恩恵を受けられる
【22歳と32歳で積み立てを始めた場合の差(月3万円・利回り5%・65歳まで)】
22歳開始(43年間):約4,900万円
32歳開始(33年間):約2,700万円

差額:約2,200万円

→「就職してすぐに始める」ことの価値は非常に大きい

💡 就職後の資産形成の第一歩については、以下の記事で詳しく解説しています。
投資家になるためのロードマップ(7ステップ)

元採用担当者が見た「準備ができている学生」の共通点

面接官として多くの学生を見てきた経験から、準備ができている学生に共通する特徴をまとめます。

特徴具体的な行動
経験を言語化できる「何をしたか」だけでなく「何を学び、どう活かすか」を話せる
失敗を恐れず挑戦した経験があるアルバイトや旅行で困難な状況に自ら飛び込んだ経験がある
主体的に動いた経験を持っている言われたこと以上の工夫・提案をした経験がある
社会人としての心構えができている「アウトプットして評価される」ことへの理解がある

まとめ|就職前の準備が、社会人としてのスタートダッシュを決める

やるべきこと理由具体的な行動
①長期の旅行就職後は時間・体力の制約で難しくなる行きたい場所をリストアップし長期休暇に計画する
②アルバイト等の就業経験職場の人間関係への耐性を事前に養う様々な業種・厳しい環境も1つは経験する
③アウトプットマインドへの進化学生と社会人の評価構造の違いに対応する日々の行動を「成果ベース」で振り返る習慣をつける

就職は学生から社会人への大きなターニングポイントです。
「就職してから考えよう」ではなく「今のうちに準備しておこう」という意識を持つことで、
就職後のスタートダッシュが大きく変わります。

そして就職後は、「アウトプットして得た対価をどう活かすか」という新しいステージが始まります。初任給を受け取ったその日から、資産形成への第一歩を踏み出してください。


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※本記事はひょう丸の個人的な経験・見解に基づく内容です。就職活動・キャリア準備の最適解は個人の状況によって異なります。シミュレーション数値はあくまで参考値です。

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