こんにちは、ひょう丸です。
今回は投資を行う上で避けて通れない元本割れについて説明します。
元本割れとは、例えば100万円を金融商品に投資したときに、
金融商品の価格が変動して、95万円など、投資した金額(元本)
を下回ることを言います。
投資を行うには、元本割れに慣れることが必須です。
なぜなら、金融商品は常に価格変動しているため、
一時的に自分の買値以下に下がることは日常茶飯事だからです。
例えば、株式であれば、平日は毎日市場で売買されて価格が変わります。
その他の金融商品も、仕組みは異なりますが、価格が変動することに変わりありません。
そのため、投資を行うには、元本割れに慣れる必要があります。
では、なぜ元本割れへの恐れが発生するかの理由と
元本割れに慣れるために理解しておくべきたった一つのことを紹介します。
元本割れに慣れるために
元本割れを恐れる理由
人間はできるだけ損失を回避するような行動を取る、
ということがプロスペクト理論で言われています。
言い換えれば、得を求める < 損失を避ける という行動を取りやすいということです。
そのため、利子は雀の涙だがマイナスになることがない銀行預金は大人気なのです。
元本割れに慣れるために理解しておくべきこと
お金の価値は不変ではない
物価は常に変動しており、現在の一万円が未来永劫同じ価値ではないのです。
例えば、コンビニの安いおにぎりが以前は100円程度で変えたものが
本記事執筆時点(2025年11月)では150円ほどします。
そのため、一万円で買えるおにぎりの数が変わるので、
ただ一万円を持っているだけでも、その価値が下がっているため、
元本割れしているのと同じ状態になっています。
つまり、そもそも価値は変動するということを理解する必要があります。
それが理解できると、金融商品に投資して元本割れすることは、
おにぎりやガソリンの値段が上がることと同義と捉えることができます。
まとめ
今回は元本割れについて説明しました。
物価が常に変動しているので、実質的なお金の価値は元本割れしているのと同じです。
そもそもお金の価値は変動する、ということを理解すれば、
元本割れを極端に恐れる必要はなくなります。

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