こんにちは、ひょう丸です。
今回はひょう丸のしくじり体験談の第一話「外貨預金」編を赤裸々に公開します。
補足しておくと、外貨預金という商品が悪いわけではありません。
ひょう丸がその商品特性を充分に理解しないままに投資し、しくじりとなったのです。
これを見ているみなさんは、私の屍を乗り越えて、同じ失敗をしないようにしてください。
最初はささいなことから
忙しいプロジェクトが終わり、仕事が落ち着いていた頃、
ふと銀行預金の残高を見ると、なんと700万円も貯まっていました。
終わったプロジェクトは残業や休日出勤が多く、遊ぶ時間がなかったので、
お金はあまり使わず給料が多く入った結果、そのようになったのだと思います。
当時はメガバンクの普通預金の金利が0.2%程度だったと記憶しています。
そこで、もっと利率のよい銀行はないものか、と調べていたときに、
実店舗を持たずにインターネット上のみで運営するネット銀行というのがあるのを知りました。
(今では当たり前ですが、当時はそれほどメジャーではなかったはず。)
ネット銀行の普通預金の金利は0.3~0.4%程度だったかなと思います。
そのため、早速ネット銀行の口座を開設してみました。
そこで、ネット銀行のHPを見ているときに、ある商品が目に留まりました。
それが外貨預金だったのです。
外貨預金の投資戦略
当時のひょう丸は「元本割れの商品はあり得ない」と思っていました。
しかし、外貨預金であれば「預金」なので、為替リスクはあれど、
通貨ベースで減ることはないため、日本円で持っておくよりいい、と考えました。
その中で目に留まったのがニュージーランドドル(以降NZDで表記)です。
確か、NZD/円で80円、1年定期預金で6%くらいだったと記憶しています。
ざっくり、400万円で5万ドル買え、1年定期で5.3万ドルに増えるという計算です。
(為替手数料や税金は無視しています。)
1年でこれだけ増えるなら、為替変動分も充分吸収できる、と考えていました。
その結果、700万円の大半を使って、NZDを購入してしまったのです。
転機
その後、リーマンショックが発生し、全世界の経済が悪化しました。
ニュージーランド準備銀行(日本で言う日銀に相当)が政策金利を下げたため、
NZDの1年定期の金利も2~3%程度に低下しました。
また、NZD/円のレートは、80円から一時45円程度まで円高に推移し、
金利安と円高のダブルパンチで、ひょう丸のNZD資産評価額はどんどん小さくなりました。
集中投資のため、損切りに踏み切ることもできず、長期に渡って塩漬け状態となりました。
これは、2018年9月に米国株に集中投資するとき、ようやく手仕舞いすることができました。
しくじりポイント
- 為替変動の影響を甘く見ていた。
- NZDに集中投資しすぎていた。
- 集中投資の対象商品で含み損が発生したため、損切りの決断ができなかった。
番外編:外貨預金に投資してみて気づいたこと
円-NZD間の為替手数料が高い
円とNZDの為替取引にかかる手数料が1通貨あたり25銭くらい取られていたと思います。
これはFX等と比較すると非常に高額で、地味に成績に影響していました。
為替差益は雑所得になる
外貨で増えた利息は利子所得で源泉徴収されるので、何も気にしなくてよいです。
NZDを円に戻したときの為替差益は雑所得になるので、確定申告が必要です。
給料と合わせて税率が決まるので、税金が増えるリスクがあり、不利になるケースがあります。
外貨預金は預金保険制度の対象外
日本の銀行の円預金の場合、万が一銀行が破綻しても、銀行毎に1000万円まで保障されます。
しかし、外貨預金は日本円ではないため、預金保険制度の対象外となります。
でもこれは特に何の影響もありませんでした。
まとめ
今回はひょう丸の外貨預金のしくじり体験談を公開しました。
現在は、外貨建ての金融商品が多数あり、かつ取引できる環境や情報も整っているため、
わざわざ外貨預金に投資する意義は小さいと思います。
それでも、もし外貨預金を扱うことがあったら、この記事を読み返して、
同じようなしくじりをして、時間とお金をムダにしないようにしてください。
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